日本人の平均初婚年齢


原生省の人口動態統計(-九八七年)によれば、日本人の平均初婚年齢は、男二十八.四歳、女二十五.七歳と、先進国のなかではスウェーデンに次いで世界第二位の晩婚国としてクローズアップされているのだ。

「女性の適齢期はクリスマス・ケーキ。

二十五歳過ぎれば売れ残り」「三十男のやもめ荘らしは哀れ」といった世問一般の価値観は、この二十年間で大幅に変化しているのは確かだ。
この点を無視して適齢期男女比率の差だけで、ことさらに"男あまり“

結婚難“を叫びたてるのは不自然である。

.ーお見合い産業繁盛の裏に
そんな、選択肢が多様化のきざしをみせはじめた時代だからこそ、があるのかもしれない。

『朝日新聞』社会面に大きく取りあげられた記事はそのことを如実に物語っていた。
記事のリードはこうだ。

お見合い産業の伸びる土壌

ただその繁盛ぶりの裏には当然ダーティーな部分の台頭がある。

「一千万円結婚相談所を摘発」

『上野の森ロダンの会』訪販法違反の容疑」
この会は「一流大学、一流企業の会員七万六千人」を謳い文句に、徹底した差別化(会員のコースに三十五万円の「ニコノミー」から一千万円の「スーパーエリート」まである)で脚光を浴びた。

お見合い産業で、電話帳広告はもとより多くの週刊誌などで 記事が流されていた。